つくば市に行ってきました
我孫子市議のお誘いで、柏市議・印西市議・鎌ヶ谷市議・世田谷区議たちとつくば市(人口約21万人)に視察に行きました。
当日は生憎の寒い雨でしたが、桜も満開、和気あいあいの楽しい一日でした。
午前中はつくば市の行政経営システムについて市役所の方々との質疑応答を行いました。
5月16日には(原野の中に建てられた)新庁舎への移転だそうです。現庁舎もなかなかしっかりしたものでしたが・・・鎌倉市役所の建物にちょっと似ていたかな。
分散していた庁舎を1か所に集めて市民の利便性を高めるのだとか・・・どこかで聞いたような・・・
それから・・・市の広報紙の中に懐かしいお方の顔写真を発見!! 一抹の懐かしさと驚き!横浜市民には各事業への説明責任を果たさないままですよね。決算議会の前の辞任なんですから・・・
つくば市自治基本条例制定キックオフイベント新庁舎開庁記念講演だそうです。
地方分権~成功の鍵は行政への市民参加~という副題でしたが、横浜市民にとっては耳タコ?の表題ですが、成果についての検証はどうなってしまったのか。聞いてみたいものです。
午後は特区に指定されていつるつくば市の中で、廃校になった小学校を利用した株式会社の通信制高等学校を見学しました。
不登校児や中途転校での生徒を受け入れている通信教育を基本とした高校です。
校舎は廃校になった小学校を利用しているのですが、体育館は本当に立派でした。なんでも研究都市としての国家予算が使われ、無垢材の和風デザインでしたが、これが廃校とともにそのままに朽ち果てる運命だったとか・・・
学校を学校としてよみがえらせ、地域の方たちとの交流をしっかりとされている様子に同じように統廃合のあった栄区のありようにも考えさせられました。
地域交流ということでは栄区も形は違うものの同様にしっかりと行われていますから、どちらが良いということはありませんが、どちらもポイントは交通にあるように思えます。こちらも通学生やスクーリングの際にはスクールバスを利用しなければならない交通不便地域(観光地でもあります)にあります。
過疎化は進むけれども、住み続けるためには便利さだけを求めるのではない生活と基本的な生活を支える公共交通を見直していくことが一番だと実感しました。
つくば市では交通政策課が置かれています。二次交通の充実をはかるために積極的にコミュニティバスを導入しているようです。今回はこちらの話を詳しく聞くことはできませんでした。
横浜市の交通政策については、人口規模が違うことが大きな要因だと思いますが道路局所管で、交通局は改善型公営企業と称して1事業者のような立場であることから、市全体での交通政策が経済重視の道路建設・渋滞対策に向きがちです。今の横浜には(特に栄区では)市民生活に重点を置いた施策がもっと必要ですね。
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